パッチワーク通信社、自己破産申請へ
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- 日時: 2015/06/18 19:47:08
- 情報元: 新文化
- パッチワーク通信社(資本金3000万円、東京・文京区湯島2-21-2、天野義弘社長)は6月10日付で事務所を閉鎖した。本社には、同日付で事業を停止し、自己破産の準備に入った旨の文書が貼り出されている。
帝国データバンクによると、同社は1975年の設立。他社に先駆けてパッチワークを国内に紹介し、キルト展「インターナショナル・キルトウィーク」を開催。全国に3万人以上の会員を有し、定期刊行物「パッチワーク通信」「パッチワーク倶楽部」のほか、手芸・工芸の単行本を発行。キルト材料の卸なども手がけていた。 2007年2月期には売上高約10億1100万円を計上していたが、年々売上げは減少。15年2月期の売上高は約7億4200万円にとどまっていた。借入れ負担や過去の赤字により累積損失を抱え、返品や在庫負担などから余裕のない資金繰りが続いていたという。負債は15年2月期末時点で約7億7900万円。
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