JPO、緊デジ作品の配信率92%と発表
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- 日時: 2015/12/12 18:28:49
- 情報元: 新文化
- 日本出版インフラセンター(JPO)は12月1日、コンテンツ緊急電子化事業(緊デジ)電子化作品の配信率が92.0%に達していると発表した。経産省の指示や会計検査院の指摘を受け、緊デジ参加の出版社344社すべてからアンケートまたは電話調査で実態を調べた。
344社が電子化したコンテンツは6万4833タイトル。そのうち、5万9660タイトルが配信済み。5173タイトルが未配信だった。未配信の理由(複数回答)は、「著作権者と価格、配信時期・方法などを調整している」が1720件、「配信事業者と価格、配信時期など条件を調整している」が1006件、「アップデートや表現の修正などを行っている」が488件、「ファイル形式やフォーマットなど技術的な修正をしている」が406件など。未配信出版社の多くが配信に向けた努力を継続しているという。
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