地方出版社の文芸誌から17年ぶり芥川賞候補作
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- 日時: 2016/06/20 19:01:23
- 情報元: 新文化
- 6月20日、日本文学振興会は第155回「芥川賞・直木賞」の候補作を発表。芥川賞では書肆侃侃房(福岡)の文芸誌「たべるのがおそい」に掲載された、今村夏子「あひる」が選出された。地方出版社が発行する文芸誌から候補作が選ばれるのは異例。1999年、第121回候補作の玄月「おっぱい」が掲載された「樹林」(大阪文学学校・葦書房)以来17年ぶり。
7月19日、東京・築地の新喜楽で選考会を行い、同日発表する。候補作は次の通り。 【芥川賞】 今村夏子「あひる」(「たべるのがおそい」vol.1) 高橋弘希「短冊流し」(「新潮」1月号) 崔実「ジニのパズル」(「群像」6月号) 村田沙耶香「コンビニ人間」(「文學界」6月号) 山崎ナオコーラ「美しい距離」(同3月号) 【直木賞】 伊東潤『天下人の茶』(文藝春秋) 荻原浩『海の見える理髪店』(集英社) 門井慶喜『家康、江戸を建てる』(祥伝社) 原田マハ『暗幕のゲルニカ』(新潮社) 湊かなえ『ポイズンドーター・ホーリーマザー』(光文社) 米澤穂信『真実の10メートル手前』(東京創元社)
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