旧大阪屋、増収決算に
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- 日時: 2016/07/19 20:16:14
- 情報元: 新文化
- 大阪屋栗田は7月1日、6月28日の臨時株主総会で承認された旧大阪屋の第69期(H27.4.1〜同28.3.31)単体決算の概要と大阪屋栗田の役員人事を発表した。期中、旧大阪屋の売上高は686億8100万円(前年比0.8%増)、返品率も総合で34.81%と前期より5.53ポイント改善した。全社的にコストを抑制した結果、営業利益は3200万円(前年は6億8900万円の損失)、経常利益は2億1800万円(同7億3800万円の損失)。当期純利益は1億1300万円(前年比5.04%減)。増収増益の決算となった。
大阪屋栗田の役員人事では、特別顧問だった加藤哲朗氏が専務に、楽天の川村興市氏が取締役に、講談社経理局長の吉富伸享氏が監査役に新任した。取締役だった篠田真氏、堀江厚夫氏、片山誠氏、監査役の村上潔氏は退任。篠田氏と堀江氏は執行役員を重任する。 大阪屋栗田ではこのほど、2019年3月末までの「心ひとつに、新たなステージへ」と題した3カ年中期経営計画を策定した。7月1日には移転した大阪本社(大阪・福島区)に児童図書展示場とショールームを開設。将来的には店売機能を有する計画もある。
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