2016年上半期、出版販売金額は2.7％減に
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- 日時： 2016/07/30 17:41:57
- 情報元： 新文化
- 出版科学研究所は、今年上半期（1月〜6月末）の出版推定販売金額が7701億円（前年同期比2.7％減）と発表した。紙と電子を合算した市場規模は8548億円（同0.3％減）でほぼ横ばいとなった。
紙の「書籍」は石原慎太郎『天才』（幻冬舎）などのベストセラーが貢献して4064億円（同1.6％増）、「雑誌」は3637億円（同7.1％減）で、上半期において過去最大の落込み幅となった。雑誌の内訳は、コミック、ムック含む「月刊誌」（週刊誌をのぞくすべて）が2960億円（同6.8％減）、「週刊誌」が676億円（同8.1％減）。雑誌全体の返品率は金額ベースで42.0％（同0.5ポイント減）と6年ぶりに改善した。
電子出版市場は847億円（同28.9%増）。紙と電子の構成比は90.1対9.9となっている。
※電子の販売金額は読者が支払った額を推計したもの。雑誌には読み放題サービスを含む。学術ジャーナル、広告収入は含んでいない。
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