クオン、『土地』刊行記念し「文学で旅する韓国」ツアー
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- 日時: 2016/12/01 20:27:32
- 情報元: 新文化
- 11月20〜23日、同18日から刊行が始まった『完全版 土地』(全20巻)の翻訳出版を記念して著者・朴景利氏のゆかりの土地、韓国・統営(トンヨン)を巡るツアーを企画、韓国文学・カルチャーの愛好家ら26人が参加した。朴景利記念館見学や墓所参拝、『土地』の舞台の河東郡平沙里も訪れ、朴氏が愛用していた辞典や生活品、「土地」が掲載された雑誌などを見学した。現地の作家を招いた出版記念会では、生前の朴氏にインタビューした文芸評論家の川村湊氏、翻訳者の清水知佐子氏らがスピーチした。
『土地』は韓国の国民作家・朴氏が26年をかけて書き継いだ長編小説で、分量は400字詰め原稿用紙換算で1万5000枚超。邦訳では、第一部を翻訳した福武書店版や、抄録の「青少年版」(講談社)があるが完訳は初めて。年3〜4冊ペースで刊行し、6年後の2022年に完結する。
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