悠々会、高井昌史会長が改革提言。取協の平林彰会長は輸送問題に協力要請
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- 日時: 2017/01/28 12:19:31
- 情報元: 新文化
- 高井会長(紀伊國屋書店)のほか、出版4団体のトップがそれぞれ1月13日に行われた悠々会の新年会で、2017年の課題に言及した。高井会長は16年、太洋社の自己破産、大阪屋栗田の設立、取次会社による書店系列化ほか、運送問題にも触れ、「取次会社による物流体制の維持が困難になっている現状がより鮮明になった」と昨年を総括。書店マージンの拡大を目指した出版流通の改革を進めていく必要性を改めて強調した。
取協の平林会長(日販)は、ドライバー不足や厚労省から是正・指導を受けている長時間労働、さらに低賃金などを抱える輸配送問題に言及。「出口がまったく見えない状況」と語るなど、その深刻さを伝えた。 当日は出版社や取次会社、書店などの代表など300人超が出席した。
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