年末年始の店頭売上、トーハンは4・9%減、日販は5・2%減
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- 日時: 2018/01/19 21:28:13
- 情報元: 新文化
- 年末年始(17年12月29日〜18年1月4日)の書店店頭売上動向をトーハン、日販が発表した。これによると、トーハン調べが前年比4・9%減、日販調べが同5・2%減と、ともに前年実績を下回った。
トーハンの発表(1824店)によると、年末の売上は書籍1・0%増、雑誌3・4%減、コミック18・0%減、MM9・7%増、総合2・6%減。年始は書籍5・1%減、雑誌3・0%減、コミック22・1%減、MM4・6%増、総合7・1%減。期間計は書籍2・3%減、雑誌3・2%減、コミック20・3%減、MM7・2%増、総合4・9%減だった。 書籍は、ジャンル別では新書・選書が3・3%増、資格・語学が1・8%増、趣味・生活ジャンルが0・3%増となった。雑誌は、定期誌が1月4日には38・3%増となり、年末年始の7日間合計でも1・2%減と健闘した。コミックは2割減と厳しいスタートになった。客数については、7・1%減と前年を下回ったが、客単価は1・4%増と前年を上回った。 日販の発表(2066店)では、年末の売上は書籍は前年と同率、雑誌3・0%減、コミック14・7%減、開発品10・6%増、合計3・2%減。年始は書籍4・3%減、雑誌2・4%減、コミック20・2%減、開発品2・9%増、合計7・1%減。期間計は書籍2・4%減、雑誌2・8%減、コミック17・8%減、開発品6・7%増、合計5・2%減だった。 書籍は、ジャンル別では文芸が7・6%減、文庫が4・3%減に。新書は3・5%増、実用は2・0%増、学参は1・5%増とプラスになった。雑誌は、特別発売日の12月29日が5・0%増、1月4日は22・5%増と前年を上回ったが、7日間合計では2・8%減。コミックは、ジャンプコミックスの発売日が前年度は12月31日、今年度は1月4日に変更された影響などもあり、17・8%減になった。
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