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12月期販売額10・9%減/雑誌は漫画本激減で17%の大幅減/出版科研調べ
日時: 2018/03/14 18:55:46
情報元: 日書連

出版科研調べの12月期の書籍雑誌推定販売金額(本体価格)は、前年同月比10・9%減となった。
部門別では、書籍が同3・4%減、雑誌が同17・0%減で、雑誌はかつてない減少幅となった。内訳は月刊誌が同17・9%減、週刊誌が同11・8%減。前年同月は12月31日に特別発売日が設定され、不定期誌やコミックスが大量投入されたが、今年は年末(12月29日)、年始(1月4日)の特別発売の部数規模が約3割縮小。また、特別発売を含めたコミックスの新刊発行部数も3割減少しており、雑誌全体で大幅減を記録した。
書店店頭の売上は、書籍が同約1%減。新書本は磯田道史『日本史の内幕』(中公新書)や眉村卓『妻に捧げた1778話』(新潮新書)などヒットが多く約13%増となった。雑誌は、定期誌が約6%減、ムックが約8%減、コミックスが約17%減。コミックスは既刊の販売不振のため、その月の新刊ラインナップ次第で売上が大きく左右される状態になっている。
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