児童書分科会を10月1日開催/年末年始商戦に照準/書店大商談会
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- 日時: 2018/08/18 10:52:30
- 情報元: 日書連
- 第9回「書店大商談会」児童書分科会(主催=「書店大商談会」実行委員会)の説明会が7月11日、東京・新宿区の日本書籍出版協会会議室で開催された。
児童書分科会は10月1日(月)午前10時半~午後4時半、東京・千代田区の一橋大学一橋講堂中会議室で開催する。出展は50ブース、来場書店人数150名を目標としている。出展料は1万4千円(税込み)。商談会の商品案内・特典等をまとめた小冊子を作成し、来場書店特典として当日配布する予定。分科会終了後は懇親会を千代田区一ツ橋の「泰南飯店」で開催する。 この分科会は、クリスマス・年末年始商戦に向けた商品の受注にあわせ、来年2月6日開催の「書店大商談会」本会と分けて初めて開催されるもの。昨年まで「年末年始児童書受注会」を開催していたNET21が協力して実施する。 説明会では、冒頭で矢幡秀治実行委員長(真光書店)があいさつ。矢幡委員長は、書店大商談会を来年2月に移行した理由について、「10月中旬頃の開催では年末商戦に少し遅く、秋は他の地区でも商談会が多いので、出版社も非常に忙しい時期。2月ならば新年度の商品を書店に宣伝していただけるという考えがあった。また、今回はコミック分科会は開催しない」と説明。 さらに今回の分科会開催について、「児童書は、来年度の商材も重要だが年末商戦が一番重要だと考えている。そのため、NET21の協力をいただき児童書分科会を10月1日に開催することになった。2月でなく年内に行うということは重要で、書店でも非常に期待している。ぜひ出展して分科会を盛り上げていただきたい」と述べた。 児童書分科会担当の藤村誠一氏(藤村書店)は「NET21では昨年まで児童書受注会を5回開催してきた。今回は大きな会場でたくさんの出版社に出展いただき、多くの書店を呼べると期待している。書店にとって年末年始は書き入れ時。児童書出版社にとってもクリスマスと年末年始は一番売上げが出る大切な時期だ。この分科会は、出版社と書店、子どもたちをつなぐ大切な会になるはず。この会に来れば書店にとって大きなメリットがあるという企画をお願いしたい」と協力を呼びかけた。 最後に、橋小織副実行委員長(BOOKS隆文堂)は「書店大商談会とNET21の商談会両方に出展していた出版社も、どちらか一方に参加した出版社にとってもプラスになるとの考えから、一緒に児童書の商談会をさせていただくことにした。2月の書店大商談会にもぜひ出展し、新学期の商品をアピールしていただきたい。11月に開催する大阪のBOOKEXPOに出展する出版社の商品情報を、書店大商談会に来場した書店に提供したいと考えている。また、書店大商談会に出展した出版社の情報は、大阪や北海道の商談会に来場した書店にも提供する予定でいる。商談会に出展すると全国に情報が伝わる形にしたい」と述べた。
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