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23年連続マイナスと厳しい状況続く/紙のコミック誌
日時: 2019/04/13 21:29:37
情報元: 日書連

紙のコミック誌の販売金額は同10・1%減の824億円、販売部数は同11・6%減の2億3511万冊で、ともに23年連続のマイナス。とくに14年以降は1割近い減少が続く厳しい状況になっている。
販売金額の内訳をみると、月刊誌が同13・0%減の407億円、週刊誌が同7・1%減の417億円。販売部数は、月刊誌が同14・4%減の8355万冊、週刊誌が同10・0%減の1億5155万冊。
コミック誌全体の推定発行金額は同7・7%減の1453億円。返品率は同1・6ポイント増の43・3%になった。発行部数は同9・0%減の3億8873万冊で、月刊誌は同11・6%減の1億6557万冊、週刊誌が同7・0%減の2億2315万冊だった。
コミック誌全体の平均価格は同6円増の374円。内訳は月刊誌が同7円増の496円、週刊誌が同9円増の283円。『週刊少年マガジン』『週刊少年サンデー』の定価水準が270円から300円に上がったため、週刊誌が大きく上昇した。
コミック誌の動向をみると、人気作品関連の付録をつける銘柄や話題性のある企画で単発的に売れる雑誌はあるものの、コミック誌のほぼ全てが減少傾向にある。月刊誌では、様々な付録をつける『Gファンタジー』(スクウェア・エニックス)などの実売率が高水準。『ちゃお』(小学館)は40万部を割ったものの売行きは堅調だった。週刊誌は、『週刊少年ジャンプ』は部数を絞り170万部後半を維持した。
メンテ

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