第10回書店大商談会、書店471名が来場/209社が220ブースを展開
|
- 日時: 2019/11/18 18:01:26
- 情報元: 日書連
- 第10回「書店大商談会」が9月25日に東京・文京区の東京ドーム・プリズムホールで開催され、書店471名が来場した。成立した商談は2564件、金額は5563万2326円となった。
この商談会は、「書店大商談会」実行委員会(実行委員長=矢幡秀治・真光書店社長、日書連会長)が主催。前回は今年2月に開催したが、書店へのアンケート結果をもとに秋の開催に戻した。会場には、一般書、ビジネス書、児童書、第三商材の各コーナーとコミックサロンが設けられ、出展社は前回より8社減の209社が220ブースを展開した。総来場数は前回より289名少ない1697名だった。内訳は、書店471名(前回比139名減)、出展者1023名(同94名減)、取次106名(同36名減)、報道・その他・スタッフ97名(同20名減)。成立した商談は2564件(同147件減)で、金額は5563万2326円(同1・4%減)となった。 会場では、各ブースで商談会当日だけの特典が多数用意され、熱心に商談や情報交換が行われた。セミナー会場で開かれた勉強会は、ビジネスブックマラソン編集長でエリエス・ブック・コンサルティング代表取締役の土井英司氏が「POPからSNSまで!売上をつくる情報発信術~新時代の書店コミュニティ戦略教えます~」と題して講演し、お客のニーズの見極め方とそれに合わせた発信の仕方を説明。また、「使いこなせていますか?出版社のweb注文」をテーマに、KADOKAWA、講談社、白泉社のweb注文サイト担当者が、各注文ページの便利機能など、発注業務を効率化するためのヒントを紹介した。 児童書コーナーでは、児童書ブースをまわって集めたスタンプの数に応じて特別提供の賞品をプレゼントするスタンプラリーを実施。絵本コーディネーターのさわださちこさんによるラッピング講習会や、店頭ディスプレイの講習も行われた。
|
|