出版広報センター、「クラウドフレア社との和解成立について」コメント発表
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- 日時: 2020/03/15 11:42:34
- 情報元: 新文化
- 2月20日、同文書をホームページで公開した。
2018年8月、KADOKAWA、講談社、集英社、小学館の4社は、東京地方裁判所に対し、アメリカのクラウドフレア社(CF社)に、複数の悪質な海賊版サイトの、CF社サーバからの送信の差止めを求める仮処分の申立てを行った。 同文書は昨年6月、「4社が指摘した海賊版サイトにおいて、著作権侵害が行われていると裁判所が判断した場合、CF社は、日本国内にあるCF社のサーバへの当該サイトの複製を中止する」ことを条件に、和解が成立していることを伝えた。 同文書では、「4社及び弁護団はこれまで、『漫画村』の後継サイトとされた『星のロミ.org』を含め、CF社のサービスを利用していた複数の海賊版サイトについて、上記スキームの実行またはその準備をして参りました。しかしいずれの場合も、並行して米国で訴訟を提起するなどした段階でサイトは閉鎖されており、一定の効果が上がっていたことから、本件の詳細についての公表を見合わせて参りました」とコメント。 そのうえで、「海賊版サイトがCF社のサービスを利用しようとする動きはその後も続いています。海賊版サイト運営者に対し、CF社との間ですでに対応策が構築されていることを知らしめることが警告になると考え、本リリースに至った」と経緯を説明している。
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