大賞は『風が強く吹いている』/読売中高生新聞・第6回「君に贈る本大賞」
|
- 日時: 2020/05/30 08:31:51
- 情報元: 日書連
- 読売新聞が発行する10代向け総合紙「読売中高生新聞」は、第6回「君に贈る本大賞(キミ本大賞)」の結果を発表。大賞には、『風が強く吹いている』(三浦しをん著、新潮社)が選ばれた。
読売中高生新聞は2014年11月に創刊され、15年には、世界新聞・ニュース発行者協会の世界青少年読者賞(編集部門)の最高賞を受賞している。 キミ本大賞は、「何を読んだらいいのか分からない」という10代の若者に向けて、「生涯の1冊」と出会ってもらいたいとの願いを込めて14年に創設されたもの。日頃から10代と向き合う全国の中学・高校の先生たちが賞の審査員を務め、今の中高生にぜひ読んでほしい名作1冊をアンケート形式で選定する。 第6回のテーマは「スポーツの力を感じさせてくれる本」。全国218校の先生から700以上の回答が寄せられ、箱根駅伝に挑む学生たちの青春を描いた小説『風が強く吹いている』が大賞に決まった。2位は『一瞬の風になれ』(佐藤多佳子)、3位は『バッテリー』(あさのあつこ)、4位は『あと少し、もう少し』(瀬尾まいこ)、5位は『心を整える。』(長谷部誠)だった。
|
|