書協、新理事長に小野寺優氏(河出書房新社)
|
- 日時: 2020/06/24 18:39:54
- 情報元: 新文化
- 日本書籍出版協会は6月23日、東京・千代田区の出版クラブビルで2020年度の定時総会を開催し、事業・決算報告など各議案を承認した。
総会後の臨時理事会で役員改選を行い、小野寺優氏(河出書房新社)が理事長に就いた。理事長を10年務めた相賀昌宏氏(小学館)は副理事長に就いた。また、専務理事を8年務めた中町英樹氏は退任し、樋口清一事務局長が専務理事兼務となった。 小野寺新理事長は、「多用な出版社の出版活動を支援し、様々な意見を吸い上げることが、前理事長から引き継ぐべき書協の柱」とし、物流問題や補償金制度問題などに言及。「多くは中小出版社が1社で解決できる問題ではなく、書協が助けにならなければならない。現場に則して各社の意見を聞き、課題に向き合う」と所信表明した。 3月31日現在の会員数は405者。賛助会員は3者。20年度は入会3者、退会8者だった。
|
|