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日経MJ「日本の専門店調査」/CCC、3532億円で首位/書籍・文具部門売上高ランキング
日時: 2020/10/17 17:06:54
情報元: 日書連

日経MJ(8月5日付)は「第48回日本の専門店調査」(2019年度)を発表した。これによると、全国の有力専門店316社の総売上高は25兆8252億円と前年比2・4%増。増加は5年連続となり、割安感で節約志向の消費者をつかんだ企業が堅調だった。
全24業種(その他業種も含む)のうち、増収は12業種で、前回からは2業種減。スポーツ用品や生鮮がマイナスに転じた一方、酒類がプラスになった。伸び率の高かった業種はドラッグストア(6・8%増)やリサイクルショップ(6・7%増)で、安価に商品を購入できる業態への支持が高まった。増収率が5%超の業種は5業種で前回と変わらず。
書籍・文具部門を見ると、全体の売上高は1・0%減と前回調査の8・8%増から減少に転じた。1位のカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が減収に転じた影響が大きく、18年度は徳間書店の買収などで売上高が伸びたが、19年度は2・0%減となった。2位の紀伊國屋書店は0・9%減。丸善ジュンク堂書店(0・5%減)や未来屋書店(3・2%減)なども減少しており、いずれも書籍や雑誌の販売が低迷。「ネット通販との競争激化が要因とみられる」と同紙は指摘している。
総売上高経常利益率はリラィアブルが4・4%、1人当たり総売上高は丸善ジュンク堂書店が7億4758万6千円、3・3平方m当たり直営店売上高は有隣堂が247万4千円、直営+FC新設店舗数はヴィレッジヴァンガードコーポレーションが8店でそれぞれトップだった。
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