12月期は前年比10・1%増/初の8ヵ月連続前年超え/日販調査店頭売上
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- 日時: 2021/02/19 21:03:40
- 情報元: 日書連
- 日本出版販売調べの12月期店頭売上は前年比10・1%増。2008年の集計開始以来初の8ヵ月連続前年超えとなった。
書籍は同3・5%減。文芸書、ビジネス書、学参、児童書、新書の5ジャンルで前年を上回った。文芸書は、『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』(光文社)が売上を牽引。ビジネス書は『人は話し方が9割』(すばる舎)、『「育ちがいい人」だけが知っていること』(ダイヤモンド社)などが継続して好調だった。児童書は『おしりたんていおしりたんていのこい!?』(ポプラ社)、『分解する図鑑』(小学館)、『♪ピンポンパンポンプー』(マガジンハウス)などが売上を伸ばした。 雑誌は同5・4%減。週刊誌は、表紙にアイドルグループ・嵐が起用された12月9日発売の『ザテレビジョン首都圏関東版』(KADOKAWA)などが売上を伸ばし、18年5月以来の前年超えとなった。 コミックは同54・5%増で15ヵ月連続前年超え。雑誌扱いコミックでは、完結を迎えた『鬼滅の刃23』(集英社、以下同じ)や『鬼滅の刃外伝』が好調。開発品コミックは、『鬼滅の刃23フィギュア付き同梱版』が売上を大きく伸ばし前年比約9倍になった。
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