読者謝恩図書カード
|
- 日時: 2005/10/17 17:30
- 情報元: 日書連
<
>
東京都書店商業組合(丸岡義博理事長)は出版社16社の協賛で「読者謝恩図書カード」を2万9千枚制作し、10月27日に発行する。
日本図書普及株ュ行の図書券が10月1日から図書カードに一本化されたことを記念して発行するもの。
同組合は10月5日の定例理事会で、書店にできる読者サービスの形を具体化したものとして積極的に販売に取り組むことを確認した。
理事会の席上、柴崎副理事長は「完売に向けて事前予約活動を積極的に行なってほしい」と要望。
また、大橋副理事長は発行目的が「読者謝恩」であることを強調し、同カードの概要を説明した。
これによると、同カードの発売日は本年制定された「文字・活字文化の日」の10月27日。
額面5250円で2万9千枚発行・販売する。
組合員への卸値は1枚4850円。
図書カードは再販商品ではなく、協賛出版社広告カードで100%入帳なので、額面金額に拘らず「読者謝恩」を考慮して販売してほしいと同組合では呼びかけている。
1組合員への販売枚数は30枚まで。
受付期日は第1次が10月17日より。
第2次は11月10日頃を予定している。
いずれも完売次第打ち切り。
申し込みにより順次販売するため、協賛出版社の指定はできない。
第1次分の書店配達は10月25日前後を予定。
申し込みは所定の申込書をファックスの後、郵便振替で送金、郵送で販売する。
また組合事務局で現金引換えでの販売も行なう。
万引・出店問題委員会の小林委員長は、いけだ書店が10月19日、小金井市・長崎屋小金井店3階に72坪、フタバ図書が11月1日、豊島区椎名町に550坪で出店すると報告した。
流通改善委員会の岩瀬委員長はTS流通共同組合の9月1日から30日までの売上げについて報告。
これによると77書店(対前年同月比2・6%増)が利用、7288件(同6・5%増)の注文があり、売上げは876万4592円(同28・8%増)だった。
事業・増売委員会の奥村委員長は出版社広告入り雑誌袋の受注状況、平成18年版神宮館「暦」の売上状況、マガジンファイル、東京マガジンネットワークの報告のあと、東京組合青年部発行「区分地図」の売上げが厳しい状況にあるとして、親会としてできるだけ支援していきたいと各支部に増売への協力を求めた。
読書推進委員会の舩坂委員長は10月29日、30日の両日、神田神保町のすずらん通り、さくら通りを中心に開かれる「第15回神保町ブックフェスティバル」の概要を報告。
今年は千代田、目黒・世田谷の2支部と青年部がワゴン7台を出す。
舩坂委員長は「読書推進と地域振興のため有意義なイベント。
成功させたい」と述べた。
また、出版物小売業公正取引協議会東京支部の理事会では、出版物小売業公正取引協議会9月理事会で「低率の景品にかかるトレーディングサービスを認めること以外は現行」とする改訂案が承認されたこと、および同・東京支部は「現行規約維持」「低率のトレーディングスタンプは認めない」等を主張したことが報告された。 http://www.shoten.co.jp/nisho/bookstore/shinbun/view.asp?PageViewNo=4644 より引用
|
|