『あるヘラジカの物語』が受賞/JRAC「親子で読んでほしい絵本大賞」
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- 日時: 2021/04/15 18:41:12
- 情報元: 日書連
- JPIC読書アドバイザークラブ(JRAC、洞本昌哉代表幹事=ふたば書房)は3月16日、東京・千代田区の出版クラブで第2回「親子で読んでほしい絵本大賞」の贈賞式を開催した。
同賞は、JRAC会員44名からなる選考委員が、出版文化産業振興財団(JPIC)発行の季刊誌「この本読んで!」で紹介された過去1年間の新刊絵本400冊の中から入賞作品12冊を選出。その12冊をJRAC会員が読んで、「親子で読んでほしい絵本」1位から3位を選び投票、集計し大賞作品を決定した。今回最終選考の投票に参加した会員は104名で、大賞受賞作『あるヘラジカの物語』(原案・星野道夫、絵と文・鈴木まもる/あすなろ書房)をはじめ入賞12作品が選ばれた。入賞作のフェアを4月下旬以降に全国書店で実施するほか、JRAC会員がおはなし会などで積極的に入賞作を紹介していく。 大賞受賞作は、写真家の故・星野道夫氏が遺した1枚の写真から着想を得て、交流の深かった鈴木まもる氏が描いた作品。鈴木氏と星野氏の妻の直子氏に表彰状を贈呈した。
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