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本への愛に満ちたドキュメンタリー/映画『ブックセラーズ』4月23日公開
日時: 2021/04/15 18:42:42
情報元: 日書連

世界最大規模のニューヨークブックフェアの裏側から、本を探し、本を売り、本を愛するブックセラーの世界をひもとくドキュメンタリー映画『ブックセラーズ』が、4月23日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開となる。
ニューヨークの老舗書店の人々から、業界で名を知られたブックディーラー、希少本のコレクター、伝説の人物や歴史の影に隠れていた人物まで、様々なブックセラーが登場する。
また、ビル・ゲイツによって史上最高額の28億円超え(2800万ドル)で競り落とされた「レオナルド・ダ・ヴィンチのレスター手稿」、「不思議の国のアリス」のオリジナル手稿、ホルヘ・ルイス・ボルヘスの手稿、「若草物語」のオルコットが偽名で書いたパルプ小説といった希少本も多数紹介される。
監督はドキュメンタリーで活躍してきたD・W・ヤング、製作総指揮とナレーションは「カフェ・ソサエティ」などの女優パーカー・ポージーが務める。
製作陣は、本を消えてしまう文化として回顧するのではなく、本の未来について真剣に問いかける。本を読む人は減り続け、ネット社会は本の世界を破壊するのかという問いに、若いブックセラーが「上の世代は悲観的。でも私は楽観的よ」と自信をもって語るシーンは印象的だ。
公開の4月23日はちょうど「世界本の日」。書店人をはじめ本を愛するすべての人に観てほしい、希望に溢れたドキュメンタリー。
公開を記念して2つのSNS投稿型キャンペーンが始まっている。
まず、「あなたのお宝本、見せてください」は、高価なものでなくとも、自分にとって大切な『お宝本』をエピソード付きで投稿すると映画観賞券や非売品プレスなどのプレゼントが当たる。
また、「ブックセラーズINJAPAN」は、日本全国の素敵なブックセラーを紹介する特別連載。新刊書店も古書店も、アンケートの回答と写真を投稿すれば順次掲載される。個性的な店主の書店や、店番ペットが人気の書店など、投稿によって日本全国の素敵なブックセラーカタログを作るという。
[映画詳細データ]
▽監督=D・W・ヤング▽製作総指揮&ナレーション=パーカー・ポージー▽原題=THEBOOKSELLERS、アメリカ映画、2019年、99分▽字幕翻訳=齋藤敦子▽配給・宣伝=ムヴィオラ、ミモザフィルムズ
メンテ

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