トーハンと大日本印刷、生活者起点の流通改革で提携
|
- 日時： 2021/07/21 18:27:13
- 情報元： 新文化
- 2社が業務提携して4つの改革を進める。それぞれに取り組んできた「製造・物流」「情報流通」「商流」「販促」改革を、協業するかたちで進化させる。7月12日、東京・新宿区のDNPプラザで記者会見を行い、その概要を発表した。
改革の第1弾は、大日本印刷（DNP）が丸善ジュンク堂書店と共同で整備してきた書籍流通センター（SRC）を、新たにトーハン桶川SCMセンター内に設置する。設置する時期は来夏以降の予定。トーハン桶川SCMセンターとSRC（東京・北区）は、それぞれ出版社とEDI連携しているが、新設するSRCも同様に進めて即時出荷体制を図る。プリント・オン・デマンド（POD）印刷機をもつDNPの白岡工場（埼玉・白岡市）、出版社倉庫と連携して、適時・適量の流通を目指す。
すでにオーム社、偕成社、新星出版社、ポプラ社、有斐閣、書店では三省堂書店が参画する意思を表明。来月中にも、トーハンとDNPが運営するグループ書店、三省堂書店でテストを開始し、全国の書店に拡大していく考え。
|
|
