【 15歳の最年少受賞 】
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- 日時: 2005/10/21 09:10
- 情報元: 日書連
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第42回文藝賞の授賞式が10月14日午後6時から東京・駿河台の山の上ホテルで開かれた。
今回の受賞は青山七恵氏『窓の灯』、三並夏氏『平成マシンガンズ』の2作。
三並氏は15歳の中学3年生。
これまで綿矢りさ氏ら若い作家を多数輩出してきた同賞でも史上最年少の受賞となる。
青山氏は22歳の会社員。
授賞式で選考委員の田中康夫氏は「優れた作品を選んだ結果がたまたま中学生だったということに過ぎない」と強調し、「青山、三並両氏とも年齢、性など表層的なものを超えたセンスがある」と高く評価した。
青山氏は「他人事のような不思議な感覚。
新しい世界に一歩踏み出してワクワクしている」、三並氏は「思春期のある一時期を終えた後、今までのどうしようもない自分を忘れないうちに書いた」と受賞の喜びを語った。
河出書房新社の若森繁男社長は「ここ数年、雑誌『文藝』は目覚しい実績をあげている。
今回受賞した2人に温かい声援をお願いしたい」と述べた。
http://www.shoten.co.jp/nisho/bookstore/shinbun/view.asp?PageViewNo=4679 から引用
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